子供が生まれると、さあ何をしよう、あれもこれも想像は膨らみます。
親はなくとも子は育つともいうけど、何かしてやりたい。親なんだからと。
「人間らしく育てること=教育」
幼児教育は人間らしく育てることの最初の一歩です。子供のために良かれと思ってするものです。
だから、親のためにするものではないのです。そうではない事情のご家庭もありますが。
・幼児教育はいつから始めますか?
早い人で胎教からでしょうね。でも、幼児教育をやってみようと考えた時がスタートなんです。
・幼児教育はいつまでですか?
幼児教育の次のステップである「このあとの教育」を考えてください。日本の子供の教育は、6歳から小学校という集団行動による教育が始まります。概ねそれまでの期間となります。
つまり、幼児教育は「このあとの教育」にバトンタッチするまでのものです。
・幼児教育の目的は?
幼児教育に何を求めるかは、実はご家庭によって様々です。
要約
・「人間らしく育てること=教育」
・教育期間の中で幼児教育は生まれてから「このあとの教育」にバトンタッチ
するまでのもの
幼児期に脳の活性化させると、他の人にはない能力が身につくことがあることはご存知でしょうか?
他でも紹介されていますので省略しますが、言語、音感、記憶力、…
これらは刺激を与えることにより活性化されて、能力が伸びます。
しかし、この伸びる時期には臨界期があります。
分かりやすいところでは、絶対音感。
平均的に6歳ぐらいまでに、ある環境下で活性化すると身につきます。
作曲家とか音楽を職業とする人には有利ですが、絶対音感ではなくとも相対音感なら後でつけることができるので、さして困ることはありません。
逆にあるが故に、煩わしく感じることもある能力なので、一長一短です。
能力といっても様々です。個人差もあります。
能力があれば何でもいいとは限りません。
使わないと消失するものもあります。
だから、何を重点的に身につけるかは個々人の希望や事情によります。
幼児教育は生まれてから「このあとの教育」にバトンタッチするまでのもの
と書きました。
それは、「このあとの教育」を先にやっておこうという意図ではないのです。
幼児教育に賛否があるのは、先にやっておこう、さすれば子供が楽になると
誤信してしまうこと、そして周りの目を気にしすぎて我が子に間違った幼児教育
を強要をしてしまった場合があるからだと思います。
幼児教育の教材も目的と使い方を分かったうえで、その子に必要とされる能力を、
いろいろ試しながら進めなければなりません。
何でもそうですが、使い方を間違うと逆効果以上のひどいことにもなります。
幼児教育って何をするの?
答えは、「その子にあった能力を伸ばしておく」です。
枠の中に押し込むものではありません。
実は奥が非常に深いので、次回機会があれば書いてみます。
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